価値づくり支援・評価

事業基盤を強化するために取り組んだ「価値づくり」や「創出した価値」は、どのように伝えることができるでしょうか?

例えば⾃動⾞を製造するとき、これまでの価値軸ではデザインや快適性、楽しさといった顧客満⾜に直接かかわるものや、安全性、燃費、価格といった情報を中⼼として形成されていました。よって、製品・サービスの⼝コミや、試験結果などを掲載したカタログ情報で伝達することができました。

しかしながら、昨今は社会課題解決に向けた取り組みが重視されるなど価値軸が複雑化しています。例えば⾃動⾞を製造するときには、国内経済成⻑への貢献、ライフサイクルでのCO2排出量、リサイクルのしやすさ、廃棄物の環境影響、製造時の労働環境といった情報にも価値が⽣まれています。
これらの価値は⽬に⾒えないことが多いため、製品やサービスのユーザーから価値情報を発信することはとても困難です。このような場合、第三者が適切な評価基準を⽤いて可視化することでそれら価値を伝えやすくすることができます。

私たちは適合性評価を通じて貴社の「価値づくり」や「創出した価値」を⾒える証にし、世の中へ正しく伝えます。また、価値創出に向けた貴社の取り組みを幅広くサポートします。

【適合性評価とは】

生産される製品、プロセス、システム、要員、機関等がルール(規格)に示された指示(規定要求事項)に適合しているかどうかを確認し、実証する行為のこと。

【価値発信に向けて適合性評価を活用することのメリット】

<製品・サービスの供給者>
・新しい技術、サービスや製品の信頼性を確保できます
・社会的な課題(災害、気候変動等)へ対応していることが発信され、企業価値が向上します
・粗悪品を排除し、市場の健全性を維持・向上させることができます

<製品・サービスのユーザー>
・安全・安心な製品・サービスを購入することができます
・データ流出等の不正・社会問題から保護されます
・買いたいものに見合う製品やサービスの選定が容易になります
・購入品やサービスの受入確認/検査の省力化や効率化が見込まれます

【標準化・ルール形成との関連】

適合性評価は、「価値づくり」により創出された価値を見える化しますが、製品・サービスの設計段階から標準化や適合性評価の活用方法について戦略に組み込むことが重要です。これによりビジネスエコシステムの形成や市場環境を整えることができます。
標準化による価値創出はこちらのページから詳細をご覧いただけます。

【JQAの適合性評価サービスの特長】

メニュー(1)見えない価値を見える証に(適合性評価サービス)

<サービスの特長>

✓ 貴社の「価値づくり」を、ご要望に応じて複合的に認証します。
例:組織のマネジメントシステム認証に加え、製品やサービスで創出された価値の第三者評価

✓ 自社だけでなくサプライヤーまで含め、ご要望に応じた監査を行います。
例:二者監査代行サービス、サプライヤー監査

詳細はこちらのページもご覧ください。

メニュー(2) 価値創出に向けた取り組み支援

自社の製品やサービスへどうしたら新たな価値を付与できるかご相談に応じます。JQAでは、お客さまのお悩みに寄り添い、製品やサービスの解決すべき課題を検討し、適切な基準等の紹介や差分フォロー、および効果的な評価ツールの選択を行います。
詳細はお問い合わせください。

メニュー(3) 価値づくり人材の育成

・標準化を活用したビジネス戦略セミナー
ビジネス戦略に標準化を活用し、価値創出による市場形成を担う人材の育成を行います。

・価値づくり経営セミナー(準備中)
価値づくり経営の基本概念、効果、社員の巻き込み方、組織改善に向けたヒントをお伝えします。